【SAPコンサルタント募集】 年収800万~2500万 平均残業時間 4.1h/月カジュアル面談の応募を是非お待ちしています!成功要因1:経営層・業務部門・IT部門の巻き込み構想策定フェーズの成功には経営層・業務部門・IT部門の巻き込みが不可欠です。構想策定フェーズでは、どのような業務変革を達成するか、業務はどのような方向を目指していくかを定義していきます。これらは経営層が立てた経営方針のもと、業務改革方針として明確化していきます。その経営方針に基づき定めた業務改革を実行していくのが、業務部門になります。構想策定フェーズから業務部門を巻き込みながら現状業務の分析や新業務の設計を行うことで、より現実的かつ効果の高い業務変革を達成することができます。そして当然ですが業務改革に付随するシステム設計に関してはIT部門の協力が不可欠です。このように経営層・業務部門・IT部門の3者の協力を得ることが構想策定、さらには導入プロジェクトを成功に導くために必要な要素となります。特にSAP導入プロジェクトのような大型プロジェクトでは、トップダウンによる意思決定が不可欠になります。大きな問題が発生した際や現場レベルの検討でプロジェクトが前に進まなくなったときに、経営層によるトップダウンの意思決定が効果を発揮します。通常プロジェクトオーナーは役員レベル以上の人間が就くケースが多いですが、プロジェクトオーナーを常に巻き込み続けることが大切です。成功要因2:客観的かつ公正なソリューション・ベンダー選定業務改革で定めた業務改革方針を実現するためには、公正なソリューション・導入ベンダーが大切です。ソリューションに関しては、業務の実現性はもちろんですが、運用後のサポートや法規制など多角的に各社、各業務領域に適したソリューションを評価し、選定することが大切です。また導入後の収支計画の策定やROI(Return of Investment)のシミュレーションなど投資対効果を数値で算出することも求められます。ベンダーの選定においても事前に評価基準を明確にしておくことが大切です。業務改革方針や経営課題の解決に関しては様々なアプローチが考えられます。SAPの導入に対しても、ある課題に対してアドオンで対応する方法もあれば、周辺システム・別ソリューションなど機能を分散させて対応するなど、様々なアプローチがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。各社の経営方針やシステム化方針に沿った導入ベンダーを選定するために、事前に評価基準を詳細化しておく必要があります。成功要因3:綿密なプロジェクト計画書の作成構想策定フェーズのアウトプットとしてプロジェクト計画書を作成します。プロジェクト計画書では、プロジェクトの概要、プロジェクトの目的・背景、プロジェクトスコープ、プロジェクトスケジュール、体制と役割、フェーズごとのアウトプット、各会議体、課題管理方針などを定義します。プロジェクト計画書はプロジェクトを進めていく上での指針となるドキュメントです。プロジェクトの中でクライアントと主張が対立した時のためや構想策定フェーズ以降のフェーズで重要タスクの抜け漏れが発生しないように、プロジェクト計画書の中で極力詳細にスケジュールや役割分担、アウトプットを定義しておくことを推奨します。また、構想策定フェーズのメンバーと後続の要件定義、開発、運用フェーズを担当するメンバーが異なるこがよくあります。早期の段階から後続フェーズの体制・運用案を策定し、各ステークホルダーと合意形成を図ることが重要です。最後に今回は構想策定フェーズの進め方、成果物、成功要因について説明していきました。まとめると構想策定フェーズとは、・会社・事業としてのあるべき姿・解くべき課題の設定・現状の業務・システムの把握・プロジェクト運営の方針設定を行うフェーズです。後続のフェーズでより詳細な業務要件の検討やシステム化の検討は実施しますが、検討の方向性や検討を進めるためのプロジェクト運営に関しては、構想策定フェーズで関係者同士の合意形成を図ることが大切です。構想策定フェーズの検討事項、決定事項が今後のプロジェクト運営の指針になります。構想策定フェーズの検討がプロジェクトの成否を分けると言っても過言ではありません。本記事により構想策定フェーズの進め方はもちろん、プロジェクト内での位置づけ、重要度まで含めて理解していただけると幸いです。構想策定Ph.シリーズ目次・第一回:SAP導入プロジェクトにおける構想策定フェーズの位置づけ ・SAP導入プロジェクト全体から見た構想策定フェーズ ・コンサルビジネス視点での構想策定フェーズ・第二回:構想策定フェーズの進め方 ・Step1: 改革目標・システム化アプローチ策定・第三回:構想策定フェーズの進め方 ・Step2: 新業務・システム設計・第四回:構想策定フェーズの進め方 ・Step3: ソリューション・ベンダー選定・第五回:構想策定フェーズにおける成功要因 ・成功要因1:経営層・業務部門・IT部門の巻き込み ・成功要因2:客観的かつ公正なソリューション・ベンダー選定 ・成功要因3:綿密なプロジェクト計画書の作成 ・最後に告知【SAPコンサルタント募集】 年収800万~2500万 平均残業時間 4.1h/月カジュアル面談の応募を是非お待ちしています!株式会社Anfiniでは現在SAPコンサルタントを募集しています。経験を問わず、会社の概要や入社後のキャリアイメージなど、ご興味がある方は是非カジュアル面談にご応募ください!(選考に一切関係なし)■株式会社 Anfiniって?ベストベンチャー100に創業3期目で選出!従業員ファースト「業務時間8⇒6を目指す」独立系ブティックファーム「経営管理クラウドXO」を融合した経営コンサルティングを提供詳細は以下の記事をご覧ください。カジュアル面談可【急募】SAPコンサルタント/リモート可/副業自由/平均残業4.1