SAPのロジ系モジュールの中でも、資材管理に関わる機能を提供するのがMM(Materials Management)モジュールです。本記事では、MMモジュールの概要や役割、目的を整理し、まずは全体像を掴めるようにします。購買・在庫管理領域の学習を始めたい方に向けた入門的な内容です。関連記事SAP SDモジュールとは?販売管理における主要6つの業務プロセスを徹底解説【SAPコンサルタント募集】 年収800万~2500万 平均残業時間 4.1h/月カジュアル面談の応募を是非お待ちしています!SAP モジュールとは モジュールとは、企業が持つ複数の業務範囲をカバーするために複雑になりすぎたERPを細分化し、ERPシステムを構成する要素を機能ごとにまとめたものです。SAPに限らず、ERP製品であれば基本的にはこのモジュールの組み合わせでできています。そのほかのロジ系の代表的なモジュールについて知りたい方はこちらから!SAP代表モジュール(ロジ編①) (sap-consul.jp) SAP代表モジュール(ロジ編②) (sap-consul.jp) %3Cscript%20type%3D%22application%2Fld%2Bjson%22%3E%0A%7B%0A%20%20%22%40context%22%3A%20%22https%3A%2F%2Fschema.org%22%2C%0A%20%20%22%40type%22%3A%20%22FAQPage%22%2C%0A%20%20%22mainEntity%22%3A%20%5B%0A%20%20%20%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Question%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22name%22%3A%20%22SAP%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E5%A5%91%E7%B4%84%E5%AF%A9%E6%9F%BBAI%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22acceptedAnswer%22%3A%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Answer%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22text%22%3A%20%22%E5%A5%91%E7%B4%84%E6%9B%B8%E3%81%AE%E5%86%85%E5%AE%B9%E3%82%92AI%E3%81%8C%E8%87%AA%E5%8B%95%E3%81%A7%E8%AA%AD%E3%81%BF%E5%8F%96%E3%82%8A%E3%80%81%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E6%9D%A1%E9%A0%85%E3%82%84%E4%B8%8D%E5%82%99%E3%82%92%E6%A4%9C%E5%87%BA%E3%81%97%E3%81%A6%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E6%A5%AD%E5%8B%99%E3%82%92%E6%94%AF%E6%8F%B4%E3%81%99%E3%82%8B%E3%83%84%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82%22%0A%20%20%20%20%20%20%7D%0A%20%20%20%20%7D%2C%0A%20%20%20%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Question%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22name%22%3A%20%22%E5%B0%8E%E5%85%A5%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AB%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%AE%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%8C%E3%81%8B%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22acceptedAnswer%22%3A%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Answer%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22text%22%3A%20%22%E8%A6%81%E4%BB%B6%E5%AE%9A%E7%BE%A9%E3%81%8B%E3%82%89UAT%E3%80%81%E6%9C%AC%E7%95%AA%E7%A8%BC%E5%83%8D%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%80%81%E8%A6%8F%E6%A8%A1%E3%81%AB%E3%82%82%E3%82%88%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%81%8C%E4%B8%80%E8%88%AC%E7%9A%84%E3%81%AB2%E3%80%9C3%E3%83%B6%E6%9C%88%E7%A8%8B%E5%BA%A6%E3%81%8C%E7%9B%AE%E5%AE%89%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82%22%0A%20%20%20%20%20%20%7D%0A%20%20%20%20%7D%2C%0A%20%20%20%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Question%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22name%22%3A%20%22%E6%97%A2%E5%AD%98%E3%81%AESAP%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%A8%E3%81%AE%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%81%AF%E5%8F%AF%E8%83%BD%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%EF%BC%9F%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%22acceptedAnswer%22%3A%20%7B%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22%40type%22%3A%20%22Answer%22%2C%0A%20%20%20%20%20%20%20%20%22text%22%3A%20%22Azure%20OpenAI%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3Azure%20Content%20Understanding%E3%82%92%E4%BB%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%80%81%E6%97%A2%E5%AD%98%E3%81%AESAP%E7%92%B0%E5%A2%83%E3%81%A8%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%81%99%E3%82%8B%E6%A7%8B%E6%88%90%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82%22%0A%20%20%20%20%20%20%7D%0A%20%20%20%20%7D%0A%20%20%5D%0A%7D%0A%3C%2Fscript%3E1.MMモジュールとは MMモジュールの全体における位置づけ MMモジュールは、企業の購買および在庫管理を支援するためのシステムです。多くの他モジュールと連携することで企業の業務最適化や業務効率化に貢献します。例えばFI(財務会計)モジュールと連携して購買活動の財務影響を追跡したり、PP(生産計画)モジュールと統合して生産に必要な材料の供給を最適化したりします。MMモジュールが担う業務プロセスは購買管理と在庫管理に大きく分けることができます。 購買管理 ①見積依頼 見積依頼は、企業が仕入先に対して必要な商品の価格を取得を依頼するプロセスです。購買担当者は仕入先に対して、購入したい商品、必要な数量、納品が必要な時期などを明確に伝えます。 通常、企業は比較のため複数の仕入先から見積もりを取り寄せます。 ②購買依頼 取り寄せた見積りを元に仕入先を決定した後、購買依頼を行います。購買依頼は、従業員が購買依頼書を作成し、管理者や購買部門に特定の商品やサービスの購入を要求するプロセスです。これは部門やプロジェクトが、必要な資材やサービスを確定するために行います。 購買依頼書には以下の内容が一般的に記載されています。 ・購入希望の商品の詳細情報 ・必要な数量 ・希望納期 ・予算 管理者や購買部門が購買依頼書の承認を行い、承認後、購買依頼は発注へと進みます。 ③発注 発注は、企業が発注書を作成し、仕入先に対して正式な注文を出すプロセスです。 発注書には以下の内容が一般的に記載されます。 ・購買する商品 ・価格 ・数量 ・納期 通常、発注書は購買担当者が購買依頼書をもとに紙文書や電子文書で作成し、仕入先に郵送、FAX、電子メール等で連携します。 ④請求書管理 請求書管理は、仕入先からの商品やサービスを提供した際に発行される請求書を受け取り、管理するプロセスを指します。 請求書には支払いに必要な情報が記載されているため、保管や内容の確認が必要であり、支払後も参照でき一定期間保管されることが多いです。請求書には以下の内容が一般的に記載されます。 ・作成者の氏名、名称 ・取引年月日 ・振込先(口座番号や振込手数料) ・取引内容 ・支払期限 ・取引金額(小計・消費税・合計) 企業は請求書の内容が正しければ支払いを行い、誤りなどがある場合は仕入先に連絡をします。 在庫管理 在庫管理は入庫、出庫、在庫管理、倉庫管理の4つの業務で構成されます。 ①入庫 入庫業務は、商品や資材などが倉庫や保管施設に到着する際に行われる作業です。この業務では、到着した商品等を受け取り、適切なエリアや棚に配置します。入庫作業には、商品の種類や特性に合わせた梱包やラベリング、検品なども含まれます。入庫時には、商品や資材の特性や数量、到着日時などの情報を記録し、データベースや在庫管理システムに入力します。 ②出庫 出庫業務は、倉庫内の商品や資材を必要なときに取り出す作業です。顧客の注文や生産ラインの需要に応じて、在庫から商品をピッキングして出荷準備をします。出庫作業では、適切な商品を見つけ出し、梱包やラベリング、出荷手続きを行います。出庫時には、在庫レベルを更新し、在庫不足や過剰在庫などの問題を把握します。 補足:在庫レベルとは倉庫に保管されている商品や資材の数量を指します。 ③棚卸 棚卸業務は、在庫の増減や移動を追跡し、効率的な在庫レベルを維持する活動です。また、需要の予測や在庫の回転率を分析し、在庫の最適な保管方法や再注文ポイントを決定します。棚卸には、手動で行う方法や専用の在庫管理ソフトウェアを利用する方法があります。 倉庫管理 倉庫管理業務は、倉庫全体の運営や効率性を管理する活動です。倉庫内の配置やレイアウトの最適化、物流の効率化、作業効率の向上などが含まれます。倉庫管理には、作業手順や安全規定の策定、作業員のトレーニング、機械や設備の保守管理も重要な要素として含まれます。 2.MMモジュール機能概要 MMモジュールの機能も、購買管理に関する機能と在庫管理に関する機能に大きく分けることができます。 購買管理①購買見積登録 購買見積登録は、購買部門がベンダーやサプライヤーからの見積もりを受け取り、システムに登録する機能です。この機能は、購買担当者が複数の見積もりを比較して最適なオプションを選択することをサポートします。 ②購買発注登録 購買発注登録は、企業が必要な製品やサービスをベンダーやサプライヤーに注文する機能です。この機能は、購買担当者が数量、価格、納期などの詳細を指定して発注書を作成して送信するまでをサポートします。 ③入荷予定登録 入荷予定登録は、注文した商品やサービスがどの時点で到着するかを管理する機能です。これにより、倉庫管理や在庫管理の予測が容易になり、生産計画や資金計画に役立ちます。 ④入庫登録 入庫登録は、物品が実際に倉庫や保管場所に到着した際に、在庫として受け入れる機能です。この機能は、在庫レベルを追跡して再注文ポイントを決定することをサポートしています。 ⑤請求書照合 請求書照合は、ベンダーやサプライヤーから受け取った請求書と実際の商品やサービス、購買依頼書との照合確認をサポートする機能です。これにより、誤請求や重複請求を検出することができます。 在庫管理①入出庫・在庫管理 入出庫・在庫管理は、企業の倉庫や保管場所での資材の入出庫を追跡し、在庫レベルを管理する機能です。この機能は購買管理の機能で入庫登録された商品等を在庫レベルに反映します。これにより、企業は在庫の正確な状況を把握し、在庫の最適化を図ることができます。 ②棚卸登録・決済 棚卸登録は、定期的(週次、月次、年次など商品により異なる)に行われる在庫の実地点検作業であり、物理的な在庫数量とシステムで管理されている在庫数量を比較して差異を調査する機能です。棚卸登録により在庫の正確性が担保されます。また、決済機能は、ベンダーやサプライヤーへの支払い処理を管理する機能です。購買依頼書や請求書との照合を行い、正確な支払いを行います。購買管理における請求書照合とは異なり、支払の完了までをサポートします。 3.MMモジュールの主要マスタ・テーブル関連図 主要マスタマスタ名 概要説明 品目マスタ あらゆるモノやサービスの情報(製品名、在庫情報など)BPマスタ ベンダーやサプライヤーの情報(会社名、連絡先、支払条件など)購入条件マスタ 購買活動に適用する条件や規則を定義(支払条件や納期条件など)購買情報マスタ 過去の購買活動や購買履歴に関する情報(購買日や数量、価格など)供給元一覧マスタ 資材や製品を調達する可能性のあるすべての供給元のリスト(ベンダーなど)供給量割当マスタ 資材や製品の調達に関する量の割り当て情報(製品ごとの供給量や在庫の制限) 主要テーブルMARA(一般品目データ) フィールド名 内容 品目コード(MATNR) 品目を一意に識別するためのコード 更新完了ステータス(VPSTA) 品目マスタの更新が完了したかどうかを示すステータス 更新ステータス(PSTAT) 品目マスタの各セグメントの更新状況を示すステータス 品目タイプ(MTART) 品目の分類を示すタイプコード 品目グループ(MAKTL) 品目をさらに細かく分類するためのグループ 基本数量単位(MEINS) 品目の標準的な数量単位 品目階層(PRDHA) 品目が属する階層構造を示すコード テーブル関連図MARAは主キーであり、他の多くのテーブルと関連しています。 Td-cdMMモジュールの各業務プロセスにおいて代表的なトランザクションコードを紹介します。 業務 Td-cd 説明 見積依頼 ME41 見積依頼を作成 購買依頼 ME51N 購買依頼を作成 発注 ME21N 購買発注を作成 請求管理 MIRO 入庫請求書の照合を行う 入庫 MIGO 物品の入庫を記録 出庫 NB1A 物品の出庫を記録 在庫管理 MMBE 在庫の現状を表示 倉庫管理 LS01 倉庫内の保管場所を定義 よくある質問SAP MMモジュールとは何ですか企業の購買管理と在庫管理を一元化し、業務効率化を支援するSAPのロジ系モジュールです。ロジ系モジュールとは何ですか、MMモジュールはどのような位置づけですか資材の購買・在庫・生産などを担う一連のモジュール群で、MMはその中核を担います。MMモジュールは他のSAPモジュールとどのように連携しますかFI(財務会計)やPP(生産計画)等と連携し、購買・在庫データを他業務に反映します。告知【SAPコンサルタント募集】 年収800万~2500万 平均残業時間 4.1h/月カジュアル面談の応募を是非お待ちしています!株式会社Anfiniでは現在SAPコンサルタントを募集しています。経験を問わず、会社の概要や入社後のキャリアイメージなど、ご興味がある方は是非カジュアル面談にご応募ください!(選考に一切関係なし)■株式会社 Anfiniって?ベストベンチャー100に創業3期目で選出!従業員ファースト「業務時間8⇒6を目指す」独立系ブティックファーム「経営管理クラウドXO」を融合した経営コンサルティングを提供詳細は以下の記事をご覧ください。カジュアル面談可【急募】SAPコンサルタント/リモート可/副業自由/平均残業4.1