【SAP初学者向けアカデミー受講生募集】 「現役」SAPコンサルタントが提供する未経験からのSAPコンサルタント転職アカデミー SAPモジュールとはSAPのERPパッケージには、様々な業務に対応した機能が用意されています。それらを特定の業務ごとにひとまとめにした機能群を「モジュール」と呼びます。SAP ERPには20以上のモジュールがあり、自社の業務要件に合ったモジュールを組み合わせて利用します。会計系の代表的なモジュール①財務会計FI(Financial Accounting)②管理会計CO(Controling)③プロジェクト管理PS(Project System) ①FIモジュールFIモジュールとは、財務諸表など社外向け資料の作成など、企業の財務会計プロセスや財務データを管理するモジュールです。FIモジュールは、総勘定元帳(FI-GL)や売掛金管理(FI-AR)、買掛金管理(FI-AP)などのサブモジュールで構成されます。販売管理モジュールの売上データや、在庫管理モジュールの発注価格や在庫量のデータなどが集約される構造となり、外部向けの決算書の作成や、固定資産、債務、利益などの情報の登録や処理を行います。参考)FI導入が検討される背景の例会計レポートに必要な情報の不足・集計遅延、レポートから個別明細にたどれない、多言語・多通貨対応、期末処理に時間がかかる、補助元帳や他システムとの連携に課題がある、等 ②COモジュールCOモジュールとは、社内向けに利益の予測や収益の管理などに特化したモジュールです。経営陣が企業の財務パフォーマンスを追跡・管理し、意思決定を行うことを支援します。COモジュールは、間接管理や製品原価管理、収益性分析などのサブモジュールから構成されます。主な機能としては、コスト要素(賃金、材料、輸送、など)を管理する「コストエレメント管理」や、企業内の収益と費用を特定の部門や事業単位への割り当て、追跡、収益性評価を行う「利益センタ管理」などがあります。これらは企業が財務データを効果的に管理し、経営陣がビジネスの健全性に関する洞察や戦略的な意思決定を行うことに役立ちます。 ③PSモジュールPSモジュールとは、企業のプロジェクトの管理に特化したモジュールです。社内向けという意味では、COモジュールのサブモジュールとされることもあります。主な機能としては、プロジェクトの目標、タスク、リソース、スケジュール、予算などを定義する「プロジェクト計画」や、プロジェクトの進捗追跡、リソースの割り当て、予算対実績の比較を行う「プロジェクト実行と監視」があります。これらはプロジェクト型のビジネスモデルの企業(大規模なシステムの導入や長期間にわたる工事を請け負う企業など)において、プロジェクトの効率性、透明性、コスト効率を向上させるのに役立ちます。※続いて、以下の記事では、代表的な会計系のモジュール以外にも希少性が高くなるその他の会計モジュールについて紹介していますので、こちらも是非ご参考ください。SAP代表的モジュール(会計編②)■SAP初学者向けアカデミー受講生募集!【SAP Consult Labo】「現役」SAPコンサルタントが提供する、未経験からのSAPコンサルタント転職アカデミーメディアの運営母体であるAnfiniでは、 現役SAPコンサルタントが提供する、未経験からのSAPコンサルタント転職アカデミーを開催しています。【SAP認定コンサルタント資格のメリット】・認定資格を未取得の人との市場での差別化を図れる・認定資格を取得することによる自信とスキルを持ってタスクを実行できる・価値の高い認定資格を持てば、高い賃金や料金を得ることができる公式HP:https://sap-consultlabo.com/